●「ニート論議」の盲点…鈴木謙介氏が語る

●;「若もの論議」は止まない。「格差社会化」でのフリーター、ニートについての論議はかまびすしい。『カーニヴァル化社会』(講談社現代新書)の著者・社会学者の鈴木謙介氏に編集者・サイトー商会(斉藤氏)のインタビューに答えている。
若者にヤル気がないからフリーターが増えたという「ヤル気還元説」…団塊オヤジに限らず「今時の若いヤツは〜」は、年長者がよく発する腐れコトバ。もう一つは、不況下で「若者が構造的に弱者になっている」と社会構造から説明するたぐい…これもなにやら「構造的に〜」といって社会学的な分析?をもって語る手合いのよく発するコトバ。⇒で、そのあたりの整理から伺うとして…。
●;城繁幸『若者はなぜ3年で辞めるのか』(光文社新書)についての哲学者・内田樹氏の「読後感」。