2006-01-01から1年間の記事一覧

「下流社会」の著者が語る「若もの像」

●;ベストセラーになり、「勝ち組/負け組」ともダブって流行語になり、今でも続々と出ている「格差社会本」の火付け役にもなった?「下流社会…新たな階層集団の出現』(光文社新書)の著者・三浦展氏が「下流社会の若もの」について「正論」誌のインタビュ…

●;過激なニート論

●:『論争 格差社会』(文春新書)という本が今夏に出た。「ニート」、「格差社会の定義」を巡って「文藝春秋」「諸君!」「論座」「世界」「中央公論」など論壇誌に載った社会学者、労働経済学者、教育社会学者などの対談(竹中平蔵大臣も登場や寄稿論文な…

●;七五三問題

●;話題になった『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』を著した(元・富士通人事部で現・人材コンサルタント)の城繁幸氏の新著『なぜ若者は三年で辞めるのか?』(光文社新書)が売れているらしい(出版社の広告によれば15万部とか)。サッサと会社を辞…

●;格差拡大の実感

●;連合の調査によれば「格差拡大の実感」が高いという結果だそうだ。連合ならずとも、設問次第だがTV局や新聞社の調査で同じような結果になるだろう。「ワーキングプアⅡ」NHK放映の反響は分からないが「ブログ」をざっと眺める限り「身につまされる〜」とい…

●;「ワーキング・プアⅡ」

●;今年の夏だったか「NHKスペシャル」で放映された「ワーキング・プア」は話題になった(ようだ…NHKに1400通ほどの電話、FAX、メール等が寄せられたそうで、取材歴25年とかのキャスター氏も初めての経験と番組で言っていた)。(わが事のように)受け取った…

●;藤原和博氏の「キャリア教育」論

●;杉並区立和田中校長・藤原和博氏の「キャリア教育論」…キャリア教育の本質は《世の中のあらゆることの統合にある》と、その講演概要。リクルート出身で「よのなか科」の提唱者でもある民間出身の校長…03年就任以来、5000人の見学者だそうだが。「学校経営…

●;カウンセリングの体験シュミレーション

●;「キャリアカウンセリング」が体験出来る日本マンパワーのシュミレーション なかなか良くできている。ついついエラソーなキャリア・コンサルタント諸兄姉も基本に帰った方がいい…とも思わせる。

●;教育訓練給付金、減額へ

●;「教育訓練給付金」が減額というニュース 「雇用保険料」を財源として雇用不安期(98年〜)に作られたこの制度も「助成率見直し」とか。おりしも同じ財源による「雇用能力・開発機構」が作った「しごと館」(京都)も休館とか。役に立たない「講座」をで…

●;新卒の採用コスト…あるブログから

●;「辛口カウンセラーの就活ぶったきり!」というブログ記事からのお喋り。 ・採用には膨大な費用と手間がかかるらしい。むろん、企業規模によってだろうが、バブル期には新卒採用1人につき100万と聞いた。今は、当然違っているのだろう。 「辛口カウンセ…

●;人材紹介会社のサービス低下?

●;「この求人企業はどうてすか?私も詳しくは知らないのですが。上場企業ではありますし…」と、転職希望者に言うだけの?「キャリア・コンサルタント」も。人材紹介会社のサービス(レベル)が低下?期待しにくいのでは?と、登録者〜採用企業側に思われて…

●;格差から希望学へと玄田有史氏

●;「ニート」とネーミングした玄田有史氏が「連合総研」のレポートで語っているのは「希望学」。 希望学の調査からは、希望の形成には人と人とのつながりが重要なことが明らかにされつつある。希望を持って行動している人には、豊かな友人・知人関係が形成…

●;採用コンサルティング会社の見解

●;採用支援会社の営業部長氏から「最近の新卒学生の傾向」を聞いた。また「企画/広報/国際の3K志望が多い」という説もどこかで知ったが、10年も20年前もあった話。そんな単純すぎる風説は、どこかしら「今どきの若い者は〜」といった見下し見解で「あぁ…

●;キャリア・コンサルタントって?(3)

●;自明のことだが「キャリア・コンサルタントの質が問われている」と記した。公的機関に従事している人と違って(多くは今時の「転職エージェント」に就いていると思うから言うのだが)、なおリクルート社が「私らは転職エージェントです」と言い始めている…

●;キャリア・コンサルタントって?(2)

●;「キャリア・コンサルタント」の質が問われている。実際は、奥が深い仕事であるのに、誰でも出来そうな仕事と思われがち。「〜コンサルタントの講座」も(悪口になるが)ごぐごく初歩的な(大学の教養課程クラスの)内容でもあるため、受講時間だけは長い…

●;キャリア・コンサルタントって?

●;石を投げれば「キャリア・コンサルタント」に。掃いて捨てるほどとは言わないが「キャリア・コンサルタント」と称する人々はゴマンといる。「キャリアカウンセラー」とも、「人事(人材)アドバイザー」を名乗る人たちも。「広くは「雇用能力・開発機構」…

●;人材業について語る人

●;「人材系の会社は〜」と言ってしまうことがある。「(広告)情報誌」からスタートしたリクルート社は、はじめ採用PR会社と言っていたけれども、、「広告情報誌」発行らよる高収益体質と商品開発力で「日本人事部株式会社」と言われるようになり「ゆりかご…

●;内定者の悩みに答える

●;バブル期に迫る?「新卒採用は売り手市場」だが、一方で「内定ゲット」したものの辞退したいが〜と、贅沢な悩みが多い学生もいれば、「採用通年化」で「いい会社がまだ募集している!」とあせる学生と多種多様。採用の通年化と長期化でそういった悩みを具…

●;内定者フォローというWORKS

●;内定者フォローのツール ●;2007年春入社の新卒求人は約70万人。前年に比べ10万人増。景気拡大/団塊世代の定年退職…などの要因が重なり企業の新卒採用意欲は高まる一方。それに対して大学生の数は少子化の影響で減少しているから、大中各社の新卒採用競…

●;人事は「就活ブログ」をチェック

●;「就活ブログ」を書いている学生がいる。就職活動中の「述懐的メモ的なもの」もあるが、面接やらの戦術のアレヤコレヤを周囲に知らしめたいという親切心もあるが、中には「鼻高々の自己PR的なもの」もなくはない。一方、中高年再就職組の「就活ブログ」も…

「即戦力」という言葉の曖昧さ

●;(独)労働政策研究・研修機構のコラムで、リクルートワークス研の岩脇千裕氏が言っている。企業側が意味しているコトバと求職者の間に言葉理解のズレがあるという。例えば新規採用における「即戦力」。新卒求人倍率は急上昇しているが…。企業人事部から…

●;格差社会は努力保証社会の崩壊

●;今や誰しもが口にする「格差社会」のネーミング元?『希望格差社会』(筑摩書房)の著者山田昌弘氏の(一年前の原稿だが)「ちくまWEB」での発言。年収一千万でもという若者たちの素描。実は「退職後、安心してお金を使うことができるのか」という親の(…

●;大学に入る理由は、就職有利

●;ジャストシステムの調査(大学1年生と教職員対象)によれば、現在の大学に入った理由として①;大学のブランド魅力 ②就職に有利差③;資格をとるため」など、「就職に役立つ条件がある大学」とか。なお、彼らの理想の教授は、1位…北野武 2位…太田光 3位…

●;キャリア・コンサルタントの実態

●;毎日キャリアナビ(毎日コミュニケーションズ)がやっている「激辛スーパーリアル面接官」というWEBシステムがある。面接模擬試験を受けたい「人」を募集していて、実際に「キャリア・コンサルタント」(人事・採用コンサルタントら)が対応、「面接官」…

●;東大生相手のキャリアカウンセラー

●;東大は今も昔もプランド大学、その東大生相手に「キャリアサポート室」で学生〜院生らの進路相談に応じているキャリアカウンセラー・網野千文さん(55歳)の話。 「キャリアサポート室のサイト」…東大のサポート陣容は、なかなかです。元リクルート社の役…

《キャリア・コンサルタント》の実態(4)

●;人材系会社(=派遣/紹介)口コミランキング。利用者(=ユーザー)による「○コミ、バツコミなどによる評価サイト」。ある意味では無責任だが、正しい指摘も含まれているだろう。総じて「コーディネーター、アドバイザー」など手配する側のタカビーな態…

コンサルタントの実態(3)

●;「泣き笑い転職道場;(山本ちずさん=ライター&イラストレーター)のブログ」では、《キャリア・コンサルタント》も介在するであろう採用現場を垣間見ることが出来る。「会社」も「転職する人」も《いろいろ、あらぁな》であります。なかなかに面白いコ…

●;コンサルタントの実態(2)ブログランキング

●;「キャリア・コンサルタント」(キャリアカウンセラー)に限らず「コンサルタント」という職業はよく言えば多義的。別に言えば「何をやっているのか、よく見えない」。つまり、分からない。そういったコンサルタントが発信している「ブログ」の「ランキン…

●;キャリア・コンサルタントの実態(1)

●;「企業ミシュラン」というブログから; 「人材紹介会社のウラ」というケバイ?タイトルの記事あり。 《人材紹介業の本音はキャリア・コンサルティングの時間を省きたい》のだ、と。人材(=商材)と求人企業のトラフィック量(行ったり来たりの工数+時間…

●;となりの給与明細

●;「現代仕事事情研究家」と称する興味津々丸(きょうみしんしんまる)さんの「となりの給与明細サイト。同名の深夜番組(東京12チャンネル)は「隣りのアイツの気になる懐具合」を嗤う覗き番組。その原作者かと思いきや(「プロフィール」欄を要約すると)…

●;キャリア教育(2)

●;《産業界と教育界の連携》が謳い文句で「子どもの未来創造協会(中間法人)」が設立されている(06-7月)。理事にはリクルート社の教育事業の人(ら)で構成されていて「情報誌」を発行して学校等に配布。同協会の推薦を受ければ(但し、受講料120,000円…