●;「労働経済白書」発表

●;「労働経済白書」(2006年版)が発表された。若年層を中心に「アルバイト」「パート」「派遣労働」など<非正規雇用>の男性の結婚率は低く「少子化」加速の一因とも。「格差拡大」の背景に「雇用制度の変化」と言及したのは初めて。<非正規雇用>を増やした結果、「人件費削減」「生産態勢の変更可能」で「国際競争力」(グローバル化)の回復に役立ったと。「グローバル化、ねぇ」。
●;「20代の所得格差拡がる
大卒・正社員間でも格差」と格差ばやり。<格差の固定化>に対しいかなる「キャリア・コンサルティング商品(サービス)」が生まれるかが課題。
●;「派遣労働の実態を伝えるブログ;めいどいん東京だいありぃ
●;誰でもが(タイゾー議員も、福島瑞穂も安倍官房長官も)口にする「格差社会」というコトバのハシリは山田昌広『希望格差社会』(筑摩書房)だったが、昨年3月時点で内田樹さんの(サクサクと)書いた書評が秀逸。「今、必要なのは哲学」と。