●;就職難民(正社員篇)(1)

●;新卒〜採用支援会社営業マン氏の話では「新卒採用縮小傾向」を脱して(著しく)「拡大傾向」と。「景気回復-団塊世代大量退職」がバネとは誰しもが肯きやすくそのまま通俗的な理解に入る。果たしてそれだけのことか?と(東大・社会科学研究所)本田由紀氏の「ブログ」は語る。

●;「本田ブログ」から「引用」させてもらうと、
 「大手製造メーカー氏の談話」を(証言として)引き合いにしている。
《大企業に正社員として安定的に長期雇用されるチャンスは、日本の若者にとってこれからますます限定されてゆくのであり、企業の採用や雇用のあり方が過去の状況に逆戻りする可能性はゼロである》。なお「この人の発言」の引用を巡って「本田由紀氏ブログ」は炎上した。
●;「雇用回復」発表は虚言!と。
  ハローワークの求人に「派遣〜請負業者」が。

「若年労働市場」に楽観的展望を抱くことが出来ない理由として「ニューエコノミー」の進展による「認知スキル」を持つ高度人材の需要増現象(前記採用支援会社営業マン氏の言はそれを指す)と、サービス業などの「使い捨て労働力」の増大=「人材需要の二極化」に晒されている、と。つまり「お金の流動化→グローバリゼーション→脱領域化」の波間に「企業も人も」(プカプカ)浮かんでいる。