●;「キャリア・マトリックス」の感想

●;(独)労働政策・研修機構の「キャリアマトリックス」の《翻訳業》のところを見たカナダ在住の翻訳業の方の感想。「翻訳業をやりたい〜」と探したり尋ねて来る人には、この人のような(業界)専門家的な知識情報が伴わないで、ごくごく一般的な啓蒙家風の「キャリア・カウンセラー」だったりするとがっかりするだろう。「適職への問い」はクライエントの側の方が既にイメージを持っていて、情報的にも詳しいことがある。その職業について具体的・現実的にディテールに充ちた答え(求人情報の探し方まで)を持たない「カウンセラー」は「要らないよ」と、どかされるだろう。
従って、せっかくの「キャリアマトリックス」も「ウィキペデイア」のように(Web2.0的に)こういった専門家が書き添えて成立していくような「データベースメディア」に仕向けるべき。お金かけた「ハコモノ」だから「さぁ、利用して!」だけでは、徒労に終わる。