●;キャリア教育(1)

●;「キャリア教育と進路指導」とどう違うの?「キャリア教育」の概念について教育現場に限らず(キャリアカウンセラーも含め)理解の混濁が見られる。リクルート・ワークス研の古野研究員が書いていたように、企業での経験がある「キャリアカウンセラー」は「マネージャーが行っているフィードバックやコーチングの仕事」と固着した観念を持っているところがあり、「ガイダンス(=進路指導)」は先生まかせ、カウンセリングは自分らが出来ると思い込みがち。むしろ、進路指導とカウンセリングの「グレイゾーン」にどう対応出来るかだ。
独)労働政策・研修機構の主任研究員氏が「コラム」で。「(進路指導)ガイダンスとカウンセリング」を含んだ用語として提唱されていて、学校〜地域、企業、公的機関などが統合化して進めるべきものと。
なお、同機構が開発したデータベース「キャリア・マトリックス」も、その一環。キャリア・カウンセリングを担う教師〜キャリアカウンセラーなど専門家の活用(若手〜中高年の利用も)を薦めているのだが。